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住吉川 (兵庫県)[すみよしがわ]
住吉川(すみよしがわ)は、神戸市東部を流れる河川。二級水系の本流である。六甲山麓から短く下る急流であるため扇状地が形成され、中流では天井川となっている。 急流に加えて生活排水も流入しないため、市街地にも拘らず蛍が棲息するほどの清流。またこの水が、灘五郷における酒造の一端を担っている。反面、阪神大水害をはじめ幾度かの水害をももたらしてきた。人々のランニングのコースともなっている。 倚松庵をはじめ両岸には大規模な邸宅が多く、旧住吉村の流れを受け継ぐ阪神間モダニズムの住宅地の一角をなす。 == 地理 == 六甲山(標高931m)南麓に発し、上流は五助橋断層に沿って南西方向へ流れる断層谷であり、山塊を深く侵食・分断して、同断層の露頭が見られる五助堰堤で南へ向きを変える。山間部を抜ける辺りで支流の西谷川をあわせ、市街地に流れ下る。中流部で天井川となり、東海道本線が河底の下をトンネルで抜ける。ここから河口までは六甲ライナーが流路に沿う。谷崎潤一郎の旧邸である倚松庵を西に見て阪神魚崎駅を過ぎ、六甲アイランドを正面に迎えて大阪湾(東神戸港)へ注ぐ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「住吉川 (兵庫県)」の詳細全文を読む
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